言いがかりをつけられた時

交通事故で言いがかりをつけられた時の慰謝料はどうなる?

交通事故はほとんどの場合、どちらか一方に明確な過失があるということにはなりません。多くのケースではどちらにも非があるものであり、そうした中でどちらがより悪かったのか、どちらが直接の交通事故の原因を作ったのかと言ったことを話し合った末に結論を出します。

最も良いのはお互いがお互いのことを考えて妥当な結論を見つけ出せるように協力し合うことなのですが、残念ながら現実でそうした光景が見られるのは少ないものです。
加害者は自分には非が無いと主張したがることでしょうし、被害者としてはそうした主張を受け入れず、自分が被った損害を補てんしてほしいと主張することになります。
そしてそうした中で時折見られるのが「言いがかり」です。

例えば深夜の見通しの悪い交差点で片方の車が赤信号を無視して進入し、もう片方は信号に従って交差点に進入して衝突したケースですが、加害者となった側には時折「自分の方が青信号だった」と主張したり、挙句の果てに「自分は事故を起こしていない」と主張したりすることがあります。
もちろん状況としては当然赤信号を無視して進入した加害者に非があるのですが、目撃者がいないなどのことを良いことに自分は悪くない、そっちが信号を無視したというように言いがかりを付ける人がいるのです。

こうしたことになってくると交通事故の慰謝料にも影響が出てくるのではないかと不安になってしまうでしょうが、実際のところこうした言いがかりが発生した場合、被害者は相手の主張が嘘であるということをどうにかして証明しなくてはなりません。
自賠責法としては交通事故が発生した際には双方に対して賠償義務が発生すると規定しており、そこで被害者が賠償義務を無くすには自分に過失がなかったことを証明しなくてはならないのです。

もしこの証明が出来なかったとすれば、慰謝料をもらうどころか被害者が加害者に対して慰謝料を支払わなくてはならないということにもなりかねません。
そうした事態を避けるにはまず「交通事故が発生した時はすぐに警察を呼ぶ」ということを徹底するべきです。
残念ながら交通事故が発生した際、「急いでいたから」などの理由でお互いの連絡先を交換しただけで後から警察に連絡をするという人もいます。
ですがこれは絶対に行ってはなりません。

交通事故の発生現場を警察が確認しないとどういった状況で事故が起こったのかということも判断できなくなりますし、そうなれば自身の無過失の証明はかなり難しくなってきます。
そしてもし相手が言いがかりを付けてくるのであれば、すぐに弁護士などに相談するようにしましょう。
弁護士が立って警察の調査記録などを確認していけば、交通事故の責任の所在はかなり明白になります。

一番まずいのは全て自分だけで対処しようとすることです。
もらえるはずの慰謝料を無駄に捨ててしまわないよう、交通事故の対応は適切に行ってください。交通事故を専門とする弁護士の存在もあります。

彼らは交通事故問題に対して警鐘を鳴らしています。

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